大阪 城東区の内科、循環器内科クリニック。循環器疾患、生活習慣病の管理、花粉症などアレルギー疾患、禁煙外来対応。
“ドクトル・イトウの地球の果てまで“ 世界60ヶ国以上を訪れた、院長のちょっと変わった見聞録
サファリ編の最後として、少し変わったサファリを紹介する。場所はボツワナ、ジンバブエ、ザンビア。アフリカ南部の内陸国でイギリスの旧植民地だった国々だ。南アフリカからのアクセスが良く、陸路が特に発達している。
このあたりの観光名所といえば、やはりヴィクトリアの滝だ。ジンバブエとザンビアの国境にある滝で、ザンベジ川の途中に位置する。南米のイグアス、北米のナイアガラに並んで世界三大瀑布の一つに数えられる。
何を隠そう、昨年、乗り継ぎで立ち寄ったカナダのトロント空港から、レンタカーを借りて駆け足でナイアガラの滝を見学し、やっと世界三大瀑布を制覇した。では、どこが一番スゴいのか?こういった比較は愚の骨頂とわかってはいるのだが、敢えて比較してみたい。とにかく、ヴィクトリア、イグアスとナイアガラを同列で語るにはあまりにも無理がある。はっきり言ってナイアガラがしょぼすぎる。というか、ヴィクトリアとイグアスが凄すぎる。では、ヴィクトリアとイグアスでは?というと、非常に難しい。正確な数字は知らないが、規模、豪快さという意味ではビクトリアの方が凄いかもしれない。ただし、滝を見て楽しむアトラクションという意味においてはイグアスが断然上であろう。以下の写真がそれを物語っている。
本当に凄い景色なのに、その凄さを表現できる写真が撮れないのである。
もちろん写真の技術が悪いのではあるが、見所を考えて施設を工夫してあるイグアスに比べ、そういったいい写真が撮れるような場所があまりないのだ。ただ、ただ、滝の豪快さに圧倒されるばかりなのだ。
ザンビア側へは歩いて渡る。国境には橋が架かっていて、バンジージャンプをやっていた。
なんとものんびりしたザンビア側の看板。
この周辺でもちょっとしたサファリが楽しめる。これは象に乗ってサファリを楽しむエレファントサファリというもので、上から見下ろせるので、これもまた面白い。ただし、象がのしのし歩いているところに、肉食獣が寄ってくるはずもなく、見られる動物は一般的な草食動物だ。
ボツワナにあるチョベ国立公園に足をのばした。
象で有名なサファリだ。ザンビアに勤務されていた先輩からは、佃煮状態の象が見られる聞いていたのだが、少し時期が悪かったようで、そこまでたくさんの象と出会うことは出来なかった。しかし、スゴい光景と出会ってしまった。!!
この国立公園はチョベ川の沿岸に位置し、川の向こう岸はナミビアである。遠くに立ち上る煙は、ビクトリアの滝の水煙だ。
ここでは船から動物を観察するボートサファリを楽しんだ。カバもたくさん見ることが出来る。
これが偶然に遭遇した凄い光景だ。なにげに川辺で水浴びをする象たちであった。するとどんどん川に入っていく。
初めは川が浅いのかと思っていたが、結構深いとのことで、象が泳いでいることがわかった。象は泳ぐのだ!!無事に対岸のナミビアまで国境を越えていった。