大阪 城東区の内科、循環器内科クリニック。循環器疾患、生活習慣病の管理、花粉症などアレルギー疾患、禁煙外来対応。
“ドクトル・イトウの地球の果てまで“ 世界60ヶ国以上を訪れた、院長のちょっと変わった見聞録
自分が行った旅先で、日本から最も遠い場所、南の果て、パタゴニア。今回からはこのパタゴニアをシリーズで紹介したい。
こうやって地図で見てみると、南米大陸はアフリカ大陸よりも、かなり南にまで位置しているのがわかる。その南米大陸の、アルゼンチンとチリにまたがった南の端の地域は、「パタゴニア」と呼ばれている。大陸でもっとも南極に近い場所なのだ。
パタゴニア地域を拡大してみると、その右側にある島が、あのフォークランド諸島。1982年にイギリスとアルゼンチンが領有権を争った「フォークランド紛争」の舞台だ。イギリスはこんなところにまで領土を持っていたんだと改めて感心する。
今回の行程は、ペルーのリマから空路アルゼンチンの首都ブエノスアイレスに入り、市内観光。ブエノスアイレスから空路3時間半南下してエル・カラファテへ、カラファテではペリト・モレノ氷河、ウプサラ氷河を見学。次にカラファテからチリ側のプエルトナタレスへバスで移動し、そこから船でパイネ国立公園へ入る。公園内のホテルに宿泊して朝焼け、夕焼けのパイネの絶景を満喫。帰りは陸路プエルトナタレスを経由して再度アルゼンチン側のカラファテに戻り、空路1時間南下して南の果てウシュアイアへ。ビーグル水道クルーズでペンギンやアシカの群れを見物し、南の果てを実感。そして、ウシュアイアから空路3時間半北上し、ブエノスアイレスへ戻るというもの。
アルゼンチンの首都ブエノスアイレス。昔は「南米のパリ」と呼ばれ、すごく繁栄していたんだろうと、その面影を感じる。寂れた大都会といった感じ。
世界自然遺産のペリト・モレノ氷河。船から見ると青白い断崖絶壁。
見晴台からみたペリト・モレノ氷河。氷河の上を歩くツアーもある。
これはウプサラ氷河見学の途中に船から見たスペガッツィーニ氷河。ウプサラ氷河では4WDと乗馬から氷河を楽しんだ。
チリ側の主役パイネ国立公園。夕日に染まるクエルノス・デル・パイネ(Cuernos del Paine:パイネの角)
パイネ国立公園を象徴する、3本の岩峰 トレス・デル・パイネ(Torres del Paine)
サルトグランデの滝から望む、トレス・デル・パイネ(Torres del Paine)。
ウシュアイアからのビーグル水道クルーズで、船でペンギン島び接近。
アザラシの群れ、大きな声で求愛する。
夕暮れ時の灯台を見て、ウシュアイアの港へ戻る。この港から南極へのクルーズ船が出航する。いつかは乗ってみたい。
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パタゴニアへの第一歩として、まずは、アルゼンチンの玄関口、ブエノスアイレスに入る。
アルゼンチンは第二次世界大戦までは、日本を遙かにしのぐ世界でも有数の経済大国であったわけで、その首都ブエノスアイレスは南米のパリと呼ばれるほど繁栄していたそうだ。
日本から最も遠くにある大都市であるが、日本との関係は結構深い。
1913年には宗主国スペインよりも早く、地下鉄が開通しているのだが、日本初の地下鉄銀座線は、このブエノスアイレスの地下鉄をモデルにしたというのには驚きだ。だが、今は日本の地下鉄の中古車両が走っており、この国の没落度がわかる。
パリのオペラ座、ミラノのスカラ座に並び、世界三大劇場のひとつとされる、コロン劇場。
ブエノスアイレスのシンボル、オベリスコ。
路線バスも発達している。
街を歩いていると、まるでヨーロッパの街並みそのもの。
どことなく寂れた感じがするのだが、かつての繁栄ぶりがうかがえる街並みだ。
ここはレコレータ墓地というブエノスアイレス最古の墓地で、大統領をはじめ著名人が眠っている墓地だ。
ここは立派なブエノスアイレスの観光地のひとつでもある。
団体でやってくる観光客のそのお目当ては?
ミュージカルや映画の題材にもなった「エビータ」のお墓だ。「エビータ」の愛称で呼ばれる、エバ・ペロンは、私生児から女優、大統領夫人にまでのぼりつめ、33歳で病死したという、波瀾万丈の人生を生きた女性で、アルゼンチンでは今も根強い人気があるそうだ。
アルゼンチン・タンゴ発祥の地、港にほど近いボカ地区へ。
カラフルにペイントされた家が並ぶ、ボカ地区の有名なポイント。
生活の匂いがしておもしろい。
タンゴショーを楽しめるレストラン。ボカ地区にはタンゴショーを見ることができる大小様々な店がある。
今宵はアルゼンチンワインを楽しみながら、本場のタンゴを満喫する。
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いよいよパタゴニアに向けて出発。ブエノスアイレスから国内線で空路3時間半南下する。
何もない海岸線。
荒涼とした景色の中を着陸していく。
ペリト・モレノ氷河で有名な、世界自然遺産ロス・グラシアレス国立公園の玄関口、エル・カラファテ空港に到着。
なかなか近代的な空港だ。
この街の名前にもなっている、カラファテの実。ジャムなどで売られている。
街を歩くと、食事処はステーキハウスとイタリアンばっかり。ステーキハウスの店先にはどこもこの様な光景が見られる。これは「コルデロ」といわれる子羊の丸焼きで、パタゴニアの名物料理だ。開いて遠火で焼いているのが特徴で、同じ子羊の丸焼きでも、ボスニア・ヘルツェゴビナで見た、串刺しの丸焼き(第49回)とは大きく異なる。肉食文化の発達したアルゼンチンならではの料理だ。確かに肉の臭みがなく、香ばしくて美味しい。
今回の目的の一つ、ペリト・モレノ氷河を陸路目指す。街を一歩出ると、荒涼な景色が続く。
遠方にペリト・モレノ氷河が見えてきた。
まずは船から氷河を鑑賞する。
断崖絶壁に近づいてきた。
その高さと規模に圧倒される。
パタゴニアの天候は目まぐるしく変わり、天気の状態で氷河の色が変わる。
曇っていると、白く見える。
晴れてくると、青白く輝き出す。アルゼンチンの国旗が妙にマッチする。
氷河の裂け目が、神秘的な濃いブルー染まる。
この氷河は毎日2mずつ移動しているらしい。耳を澄ますと、あちこちで氷河の崩れる音が聞こえる。
なかなかシャッターが追いつかないのだが、氷河が崩落する景色が見られる。
晴れてくると、氷河は輝き、全く違う光景を見せてくれる。
次回は見晴台からの氷河の景色を紹介する。
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陸に上がり、遊歩道から氷河の全景を展望する。
青白くそびえ立つ絶壁。
南極の氷河はまだ見たことがないが、この氷河の大きさは、自分が今までに見てきた氷河とは比べものにならないスケールだ。
こんな具合に、氷河の対岸に展望用の遊歩道がある。
遊歩道を上っていくと、だんだん全景が見えてくる。
遊歩道の高さや左右の位置で見え方が大きく変わる。
氷河のきしむ音、崩れる音があちこちで聞こえるのだが、なかなかファインダーに納めることができない。
これは、さっき崩れた後。
最上部から氷河を見下ろす。氷河の上をアイゼンを付けて歩き、氷河の氷でウイスキーを飲むというツアーもある。
パタゴニアの天候は、晴れたり曇ったり目まぐるしく変わる。天候によって景色も大きく変わる。
崩れた氷河のかけらが浮いている。
ここからのショットが一番豪快な景色が撮れる。
また晴れてきた。氷河が白く輝きだした。
真正面からこんな具合に見学できる。
今度は間に合った。
崩れるところをやっと撮ることができた。
そびえ立つ氷河と、サファイア色に輝くその割れ目。
次回はまた違った楽しみ方ができる、ウプサラ氷河を紹介する。
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今回は、ロス・グラシアレス国立公園で、もう一つの観光ポイントであるウプサラ氷河を紹介する。ウプサラという名前の由来は、スウェーデンのウプサラ大学がこの氷河の研究をしていたことから命名されたらしい。
港から双胴船に乗り込む。
遠くに雪山を眺めながら、静かな湖を進んでいく。
あちらこちらに青白い塊が浮いている。
氷河のかけらだ。
大きさは大小様々で、色んな形をしているところが、なんか可愛らしい。
眺めていると、色んなモノに見えてくる。
これは全体的に丸みのある氷河。
季節は夏だが、スキーウエアを着ている。いつもこんな感じで写真を撮ってます。
青い氷が層になり、縞模様に見える。
ピラミッドのような氷。
恐竜が湖から頭を出しているかのような氷。
遠くにウプサラ氷河が見えてきた。
ソフトクリームのような氷、結構でかい。
そうこうしているうちに、スペガッツィーニ氷河が目の前に見えてきた。結構な迫力だ。
山の谷間に見えるのがウプサラ氷河だ。次回は陸に上がって、4WDと乗馬でウプサラ氷河に向かう。
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船から上陸して、ウプサラ氷河に向かう。
このツアーでは氷河までの道のりを、4WDで行くか乗馬で行くかを選ぶことができ、ここから別れて出発する。
自分と長女は4WDでオフロードを突き進んでいった。
家内と次女は乗馬コースを選択した。
雄大な景色を間近に見下ろしながら、なかなか満足できるツアーであったらしい。
パタゴニアの静かで荒涼とした景色の中を進んでいく。
雪山と湖が美しい。
ウプサラ氷河が見えてきた。
こうやって見下ろすと、なんとも雄大な氷河だ。
見渡す限りが氷河だ。
だが、地球温暖化の影響でこの氷河もどんどん後退して行っている。ガイドさん見せてくれている写真の上が70年前の様子で、現在の氷河がかなり後退しているのがわかる。こういう極地にやってくると、地球規模の異常がよくわかる。
近くには、なにげにアンモナイトの化石があったりする。ここが昔は海であった証拠だ。
再び4WDに乗り込んで港へ戻っていく。おんぼろ橋で川を渡る。
砂埃を巻き上げて、原野を爆走していく。
乗馬グループの娘達も颯爽と帰ってきた。
パタゴニアの原風景を見ながら、再びカラファテの街へ向かう。
日も暮れてきた。明日はバスでチリ側のプエルト・ナタレスへ移動し、パイネ国立公園へ向かう。
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いったんカラファテをあとにして、チリ側にあるパイネ国立公園へバスで4時間半の道のりを移動する。
これがアルゼンチンとチリの国境だ。
この民家のような建物がパスポートコントロール。ここで出入国のチェックを受ける。
木々も何も無い、パタゴニアの大平原を走っていく。
大地と空と雲だけの世界だ。
パイネ国立公園の起点の街、プエルト・ナタレスに到着した。
何も無い小さな街だが、世界中から観光客が集まる。
湖のほとりの公園でブランコ。子供達もややお疲れ。
プエルト・ナタレスからパイネ国立公園へ、行きは船で向かうことにした。あいにくの天候だが、虹が出た。
ペンギン!と喜んだが。。。
近づいてみると、これは鵜の仲間だった。
バルマセーダ氷河が見えてきた。
岩にへばりつくように、氷河が広がっている。やはり青い色をしている。
いったん陸に上がって、セラーノ氷河を目指す。湖に氷河のかけらがぷかぷか浮いている。
湖に流れ出すかのように、セラーノ氷河はある。
最初にすごい氷河を見てしまっているで、あまり感動は無いのが残念。
ここからはゾディアックと呼ばれる、頑丈なゴムボートでセラーノ川を上っていく。
防水、防寒のコートに身を包む。
ゾディアック乗り込んで出発だ。
雪山を望みながら川を上っていく。今回はあいにくの天候で、景色も曇って見えにくかったが、ようやく少し晴れてきた。
遠方に氷河が見える。
こんな感じで、激流の中も進んでいく。
上陸し、陸路、本日の宿を目指す。遠方にクエルノ・デル・パイネ(パイネの角)が見えてきた。
パイネでは国立公園内ホテルのひとつ、HOSTERIA PEHOEへ滞在した。ホテルの前から、夕暮れどきのクエルノ・デル・パイネを望む。
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プエルト・ナタレスから、日帰りでパイネ国立公園の主要ポイントを回るツアーもあるのだが、パイネでは是非とも国立公園内のホテルに宿泊して、朝焼けと夕暮れ時のパイネの山々を見て欲しい。
今回宿泊したHosteria Pehoe、ペオエ湖の中に建ち、橋を渡っていく。目の前にパイネの山々が迫る、絶景のホテルだ。
ホテルのレストランから、湖越し向かって左にパイネグランデ、右にクエルノス・デル・パイネ(パイネの角)のパノラマが広がる。
朝日に輝くクエルノス・デル・パイネ(パイネの角)
パイネ国立公園内には初級者から上級者用まで様々なトレッキングコースがある。我々はイタリアキャンプからフランス渓谷展望台までのトレッキングコースを選択した。ボートでペオエ湖を対岸に渡り、トレッキング開始。まずはイタリア・キャンプを目指す。
パイネの山々を望みながら山道を登っていく。
イタリア・キャンプに到着。その名の通りここはキャンプ場になっていて、たくさんのテントが張られていた。
帰路はペオエ湖を望みながら、けもの道を下っていく。
人工物のほとんど無い、壮大な景色だ。
湖がエメラルド色に輝く。
パイネの風は半端なく強い。本当に吹き飛ばされそうになる。その強い風の影響で、天気がめまぐるしく変わる。
帰りのボートが到着した。
夕暮れどきのクエルノス・デル・パイネ(パイネの角)。
ホテルにも灯がともった。
翌朝、朝焼けのパイネの山々。
風が強く、雲がものすごい速度で流れ、すぐに山の頂上を隠してしまう。最後に、クエルノス・デル・パイネ(パイネの角)をもう一枚。
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今日はパイネ国立公園の最終日、車で国立公園内の見所を巡りながら、プエルト・ナタレスへ向かう。
少し離れて、クエルノス・デル・パイネ(パイネの角)を望む。この山は本当に美しい。
これがサルトグランデの滝、規模は大きくないが、水量が多く、豪快で迫力がある。
野生のグアナコの群れ。リャマやアルパカの仲間で、ラクダ科に属する。その毛から作られる毛織物は、ビクーニャと並んで超高級品だ。
サルトグランデ越しにパイネの山々を望む。真ん中に突き出た3本の岩山がトーレス・デル・パイネ(パイネの塔)だ。
身体が飛ばされそうになるくらい風が吹き荒れる原野から、クエルノス・デル・パイネ(パイネの角)を見上げる。
また違った角度から、パイネの山々を望む。岩山なので、見る角度によって、その景色は大きく異なる。
湖越しの正面に3本の岩山、トーレス・デル・パイネ(パイネの塔)を望む。
トーレス・デル・パイネ(パイネの塔)に少し近づいて一枚。
オバケの様な形をした雲を眺めながら、プエルト・ナタレスの街へ戻っていく。
もう一度、チリからアルゼンチンへ陸路入国し、カラファテの街へ戻る。そこから空路さらに南下し、南の果て、最終目的地のウシュアイアへ向かう。
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エル・カラファテから飛行機でさらに1時間20分南下し、パタゴニアの最終目的地ウシュアイアへ向かう。
ビーグル水道が見えてきた。飛行機ならもう少しで南極だ。
世界最南端の都市、ウシュアイアへ到着。街の中心街は特に特徴も無く、素朴な田舎町といった雰囲気。
ウシュアイアはもちろん観光地として有名なのだが、もう一つの顔があり、国の経済特区となっていて、輸入品が免税で買える街なのだ。やけに電器店やアウトドアグッズの店が目につく。SONYなど日本ブランドの看板もよく見かける。
この街の名物料理も、やっぱりコルデロ(子羊の丸焼き)。肉とワインは確かに美味しいが、それしか無いところが、日本人にはきつい。この街にはもう一つの名物として、セントージャというタラバガニに似た大きなカニがあるのだが、取り立てて美味いというモノでは無かった。
ご当地ビールは、ビーグル水道にちなんで、その名も"ビーグル"
郊外に出ると、まるでカナダのような風景が広がる。これはビーバーが小川をせき止めたダム。その昔、毛皮が取れるとのことで、カナダからビーバーを輸入したそうだ。しかし、ビーバーの毛皮は売り物には成らず、結局、野生化してしまって、このようにあちこちで川をせき止めて困っているのだそうだ。笑い話のような実話。
ここはシベリアンハスキーの繁殖場。ここで数を増やして輸出するそうだ。
ここは世界最南端の鉄道の駅で、「世界の果て号」というミニSLが公園内を走っている。
「世界の果て号」だ。
列車で公園内を巡り、先住民達の昔の生活の様子を垣間見る。
先住民族、フエゴ人の記録だ。この寒い土地で、裸で生活をしていたというのには驚きだ。
20世紀前半、この街は刑務所として発展したそうで、隔離された流刑地であった。
街には縞々の囚人服の絵や人形をよく見かける。今では、囚人服もこの街のみやげ物になっている。
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ウシュアイアでのメイン・イベント、ビーグル水道クルーズの様子を紹介する。
ビーグル水道という名前は、「進化論」で有名なダーウィンがビーグル号で世界一周航海をした際の経路であったことに由来している。
この日は快晴。船の進行方向に、雲が縦に長く伸びて、何とも気持ちのよい空だ。
マゼラン・ペンギンの営巣地を船の上から観察。
すごい数のペンギンで、よく見ると雛も混じっている。
横たわるもの、海に入っていくもの、ボーっと立っているものなど、見ていて飽きない。
顔とおなかの白黒の帯模様がマゼラン・ペンギンの特徴。
雛は白黒の模様がまだ無く、図体は大人とあまり変わらないが、何か愛らしい。
日も暮れてきて、クルーズも終盤。
何やら、生き物が群れた小島に近づいた。
アシカの仲間のオタリアとペンギンの様な白黒の鳥が共生している。
白黒の鳥はペンギンではなく、鵜だ。
このオタリアたちは親子だろうか?
有名なエクレルール灯台。夕暮れ時が美しい。
ウシュアイアの港に帰ってきた。この港は南極クルーズの出航地としても有名だ。
外国航路の豪華客船も泊まっている。いつかは参加したい南極クルーズ。再びこの港に帰ってくることを夢見て、パタゴニアシリーズを終了する。
ウシュアイアから、空路ブエノスアイレスへ戻り、そこからイグアスへ向かう。次回はイグアス大瀑布。
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パタゴニアからの帰路、ブエノスアイレス経由でアルゼンチン側のイグアスを訪れた。アフリカのビクトリア・フォールズ(第10回で紹介:ザンビアーボツワナ国境)、北米のナイアガラ・フォールズ(カナダーアメリカ国境)、そして南米のイグアス・フォールズ(ブラジルーアルゼンチン国境)は世界三大瀑布と呼ばれているが、それぞれ国境になっているぐらいで、日本の滝とはスケールが全く異なる。中でもビクトリアとイグアスはナイアガラとは比べものにならない。
私見として、スケールと迫力はビクトリアが一番ではないかと思うが、イグアスは、滝という景色を色んな角度や距離から楽しめるようによく工夫され、整備されている。
国境の橋を渡って、アルゼンチンからブラジル側へ入る。まずはブラジル側から見学する。
世界遺産、イグアス国立公園。
カラフルなバスに乗って、国立公園の入口から滝の見学場所まで移動する。
ブラジル側の公園内にある唯一のホテル、ホテル・ダス・カタラタス。滝の目の前にあって、絵になるホテルだ。
ブラジル側からは主に滝の遠景を楽しむ。
いくつもの滝が立体的に奥行きのある景色で楽しめる。
この様な写真が撮れるのがブラジル側の特徴だ。
遠景といっても非常に迫力がある。
公園内にはアナグマがうろちょろしている。人間に慣れていて、エサを求めて寄ってくる。
エレベータに乗って展望台から滝を見下ろす。
あちらこちらに大小様々な滝がある。
ここは、落ちていく滝を間近に見ることのできるビューポイント。
滝の水しぶきで虹が出ていた。
次回はアルゼンチン側の滝の景色を紹介する。
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11月1日で伊東内科クリニックは開院3周年。本当に沢山の方々に助けられて、ここまで来れたと思う。心から感謝したい。
「ドクトル・イトウの地球の果てまで」も4年目に突入。まだまだ紹介するネタが残っていることに、自分でも驚く。
もうしばらくお付き合い願いたい。
今回はアルゼンチン側から見た、イグアスの滝を紹介する。
この地図を見ての通り、ブラジル側からは、滝から少し離れて遠景を見る感じで、アルゼンチン側からは滝に近づいて近景の迫力を楽しめるように、遊歩道が整備されている。
これは「姉妹の滝」という並列して流れる滝。
よく整備された、ジャングルの中の遊歩道を進んでいく。
大小様々な滝が流れている。
静けさの中に、あちこちから水しぶきと轟音が聞こえてくる。
今から、写真左下の滝の中へボートで突入していくツアーに参加する。
イグアス名物の滝の中へ突入していく、ボート・サファリツアー。もちろんずぶ濡れになるので、カッパを着て、貴重品は防水袋へ入れる。でも、カッパを着たところで、全身ずぶ濡れになってしまうのだ。自分は今回が二度目であったので、是非この様子をビデオに収めようと、ジップロックを工作して、カメラカバーを作って挑んだ。
濁流をさかのぼって、滝へ進んでいく。
こんな感じで、ボートは滝に近づいていく。
左下の滝壺へ、ボートは突っ込んでいく。
ずぶ濡れになるのだが、遊歩道を歩いているうちに自然と乾いてしまう。そうこうしているうちに、アルゼンチン側のメイン・イベント「Garganta del Diablo(悪魔の喉笛)」に到着。
一番大きな滝を、上からのぞき込むビューポイントだ。
轟音を立てて、滝が落ちていく。何か吸い込まれそうな勢いだ。
こんな感じで展望デッキが造ってある。迫力の絶景を目の前に見ることができる。
滝壺は水しぶきで見えない。
ものすごい迫力だ。
滝壺に虹が出来ていた。
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