院長のコラム | ラオス

“ドクトル・イトウの地球の果てまで“ 世界60ヶ国以上を訪れた、院長のちょっと変わった見聞録

第217回 世界遺産の街 ルアンパバーン その1(ラオス)

1年前まではその名前すら知らなかった"ルアンパバーン"。YouTubeで偶然見つけた旅行記で、街全体が世界遺産の街があると知った。ラオスの古都、ルアンバパーン。ラオスは、自分がまだ行ったことのないアジアの国。無性に行きたくなった。
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欧米では有名な観光地のようなのだが、日本からのアクセスはなかなか不便だ。乗り継ぎのバンコクでの光景。おでんが普通にODENで売っていた。これには驚いた。
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バンコクでプロペラ機に?乗り換え。
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ルアンバパーン空港に到着。暑い!
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ラオスは元フランス領。街の風景もその面影を色濃く残している。
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ルアンバパーンはメコン川沿いに栄えた古都。
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ミャンマーもそうだったが、街は結構きれい。
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ラオスは敬虔な仏教国。古都ルアンバパーンにはいたるところに寺院がある。
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どこかミャンマーに似ているような。
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仏様のお顔も独特で、何か穏やかに感じる。
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狛犬は神社という感じがするのだが、調べてみると、仏教と共に伝来したのだそうだ。ラオスの狛犬は可愛らしい。
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モノトーンな日本の寺院では見られない、朱と金色の世界。
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なぜか、ビートルまで奉納されている。
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ラオスの寺の中で、最も美しいと言われる ワット・シェントーン。
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仏様のお顔も日本とはやや異なる。
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曼荼羅の世界。
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マイトーン(黄金の木)とよばれる有名なモザイク画。宇宙を感じる。
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街なかの学校。
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暑い中も、子どもたちは元気に走り回っている。
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市場の様子。ミャンマーもそうだったのだが、市場独特の匂いが少なく、臭くない。
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商品もきれいに並べられている。
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道路は喧騒の世界。傘を指してバイクは当たり前。
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街中でよく見かけた、旧ソ連国旗。
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スターリンやプーチンのマトリョーシカ。この国が共産国であったことがわかる。

第218回 世界遺産の街 ルアンパバーン その2:メコン川(ラオス)

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ルアンバパーンを見渡せる高台のプーシーの丘に登る。
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メコン川の辺に広がる、ルアンバパーンの街が一望できる。
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そこら中に寺院があるのがわかる。
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メコン川はチベット高原を源流に、中国の雲、ミャンマー、ラオス、タイ、カンボジア、ベトナムと、約4200 kmにわたって流れる大河。
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そのメコン川をサンセットクルーズする。
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日が暮れてきた。
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刻々と空の色が赤くなっていく。
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ビールを片手に、優雅なクルーズ。
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確かに川越しのサンセットは、なんとも美しい。


第219回 世界遺産の街 ルアンパバーン その3:クワンシーの滝(ラオス)

ルアンパバーンに来たならば、必ず行く名所、クワンシーの滝。
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駐車場から、なんと、電動カートで入口まで向かう。
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駐車場に広がる露天。
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川魚などが串焼きで売られている。
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何故か卵まで串焼き。
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紅芋とバナナの丸焼き。このバナナ、いわゆる日本のバナナではなくて、生では食べれない。焼くと甘みと酸味で、これが美味。
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色んな滝を見ながら、遊歩道を登っていく。
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入水可能な池もある。
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階段状の滝がここの特徴だ。
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滝上に滝がある。
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緑に包まれて、なんとも美しい。
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ここが最上段。
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麓の町で昼食。ラオスの象徴、象がいた。
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象は耳で体温調節すると言われるが、間近で見ると、象の耳は赤い。
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余談にはなるのだが、ラオスの観光地の男性用トイレは、なぜかかなり高い。身長175cmの院長が、つま先立ちでなんとか届く。ラオス人は特に大きくはないので、フランスサイズなのか。。。
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パークウー洞窟を目指して、ボートでメコン川を進む。
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見えてきた。
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河岸絶壁の洞窟に作られたパークウー洞窟。
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パークウー洞窟は断崖絶壁の洞窟に作られた寺院だ。
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中には大小さまざまな仏像が、約4000体並んでいる。
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周辺の住民が毎年、仏像を奉納してくのだそうだ。
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この光景に、仏教徒としては、何故か心が落ち着く感じがする。
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メコン川に面して、不思議な世界が広がる。
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寺院の出店で見かけた子ども。何とも可愛らしい。


第220回 世界遺産の街 ルアンパバーン その4:托鉢(ラオス)

ラオスのルアンパバーンといえば托鉢風景。院長の参加してみた。
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早朝6時前、おしゃれな街並みも静寂そのもの。
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托鉢の準備をする女性たちが忙しそうに働いている。
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いわゆる観光客向けに椅子を並べ、托鉢のお供え用のお菓子ともち米、托鉢セットを売っている。
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靴を脱いで、椅子に座って、僧たちを待つ。
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托鉢が始まった。
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結構なスピードで通り過ぎるので、けっこう大変だ。
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ひとつまみのもち米とお菓子を、托鉢のかごに入れていく。
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現地の方の仕草はやはりさまになる。
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1時間足らずで、托鉢は終わる。
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この托鉢を観光化されていると揶揄する意見もあるのだが、それが現地へのお布施となるのであれば、それはそれでよいのではと思う。
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僧たちが通り過ぎれば、また慌ただしく撤収作業が始まる。
アジア最後の秘境といわれるラオス。首都ヴィエンチャンの評判はあまり良くないのだが、世界遺産ルアンバパーンは治安もよく、食事も美味しくて、また訪れたい街だ。


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