院長のコラム | スペイン

“ドクトル・イトウの地球の果てまで“ 世界60ヶ国以上を訪れた、院長のちょっと変わった見聞録

第124回 スペインでスキー:シエラ・ネバダとグラナダ

新年あけましておめでとうございます。「ドクトル・イトウの地球の果てまで」も5年目に突入。そろそろエピローグとなるが、もうしばらくおつきあいいただきたい。

新年一発目は、ヨーロッパのスキー場の話題をもう一つ。前回のイタリア同様、食事のおいしい旅先として有名なスペイン。そのスペインでも、燦々と降り注ぐ太陽のイメージが強いスペイン南部のアンダルシア地方に、立派なスキー場があることはあまり知られていない。
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今回紹介するのは、「シエラ・ネバダ スキー場」。観光地として有名なグラナダから、バスや車で1時間程度でアクセスできる。美しい雪山が見えてきた。この辺りは3千メートル級の山々が連なる、シエラ・ネバダ 山脈だ。
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この写真は2月下旬のものだ。グラナダ市内は温暖だが、高度が上がるに従って、道が凍結してくる。
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麓の町に到着。ここで用具をレンタルして、ロッカーで着替える。非常にシステムが整備されている。
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ここからゴンドラで一気に雪山へ登って行く。
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「シエラ・ネバダ スキー場」はヨーロッパ最南端のスキーリゾートで、ワールドカップも開催されるレベルのスキー場だ。標高が高いので、雲の上のスキー場としても知られている。
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イタリアのドロミテ同様に森林限界を超えているので、樹木がなく、限りなく見晴らしがいい。どこまでもゲレンデが続いている感じがする。
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見下ろす景色からも、かなりの高地であることがわかるだろう。
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雪質もきわめて良好で非常に滑りやすい。ゲレンデが横に広いので、だいたいのコースは中級程度であれば滑れる。
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高速リフトが整備されていて、リフト待ちもほとんどない。非常に快適だ。
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そろそろ、昼食タイム。レストハウスが見えてきた。ここからの見晴らしをみても、雲の上のスキー場といわれるのがわかるだろう。
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イタリアほどではないが、ここの昼食もまずまずだった。
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グラナダの街に戻って、アルハンブラ宮殿の夜景を楽しむ。
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見所の多いアンダルシア地方の観光とヨーロッパ・スキーも楽しめる、欲張りなスペイン旅行は、院長一押しだ。

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