院長のコラム

“ドクトル・イトウの地球の果てまで“ 世界60ヶ国以上を訪れた、院長のちょっと変わった見聞録

第183回 9年ぶりのペルー・ボリビア弾丸ツアー その8:ウユニの星空

ラパスを午後7時に発って、1時間ほどでウユニへ到着。現地はもう真っ暗だった。
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今回のホテルはクリスタル・サマーニャ、現在ウユニに3件ある、いわゆる塩のホテルの一つだ。
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基本的に塩のブロックでできていて、イスやテーブル、ベッドなども塩でできている。
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壁も塩のレンガでできていて、床にも塩が敷き詰めてある。
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ソファーやテーブルも塩でできている。
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部屋の様子はこんな感じで、必要な物は最低限そろっていて、意外と快適に過ごせる。遅めの夕食を済ませて、早速、星空ツアーに出かけた。5月は乾期の始まりで、もう水溜まりが少ないのだが、ドライバーに頼んで、水の残っている場所に行ってもらった。
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車の外に出てみると、もう絶句!。
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天の川がはっきりと見える。
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塩湖にまだ水が残っている場所なので、塩湖の表面にも星が映り、360度全面に星が広がる。
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これだけたくさんの星を見たのは生まれて初めてだ。
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星空を見ると言うよりも、星空の中に立つという感じだ。
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この時期のウユニの夜は結構冷える。氷点下を想定したような防寒着で望んだが、それでちょうど良かった。
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本当に自然のプラネタリウムだ。
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星空を見るにも色々条件が必要であると言うことがわかった。もちろん晴れて雲が少ないことが一番なのだが、月の影響も大きく、満月だと明るくて星が見えづらい。我々が行った日は偶然にも新月に近い日で、星がよく見えた。
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もちろん見えているのは太陽のような恒星だけで、その周りには地球や火星のような惑星があるわけで、そうかんがえると、とてつもない数の星が存在するわけで、まさに天文学的数字とはこのことなんだと。。
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たった数十分だがインターバル撮影をしてみた。
弾丸ツアーはまだまだ続く。ホテルへ戻ってしばし休息を取り、早朝からのサンライズツアーに備える。

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