院長のコラム | 2019年3月

“ドクトル・イトウの地球の果てまで“ 世界60ヶ国以上を訪れた、院長のちょっと変わった見聞録

第173回 絶景の宝庫(アイスランド)6:南部アイスランド、氷河トレッキング&クルーズ


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翌朝、ヴィークを出て、アイスランド最大の氷河、ヴァトナヨークトル国立公園を目指す。
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氷河が見えてきた。
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だんだん近づいて来た。この氷河は国土の8%を閉める大きさがあるらしく、見えているのはそのごく一部だ。
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ヴァトナヨークトル氷河観光の拠点、スカフタフェットルに到着。ここにはツアー会社のオフィスがあり、ここで準備を整えて、様々な氷河アクティビティーに出発していく。
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まずは氷河トレッキング。氷河の麓まで車で移動し、
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しばし山道を登り、氷河をめざす。
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途中で、アイゼンを靴に装着し、ピッケルを手に持って、氷河トレッキングの始まり。
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まさに、氷の上を登っていく。
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振り返ると、氷河が溶けてできた湖が綺麗に輝いていた。
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美しい光景を眺めて、しばし休憩。
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ザクッ、ザクッと音を立てながら登っていく。
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約1時間、氷のトレッキングを楽しんで下山。
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氷河を後にして、一旦、スカフタフェットルに戻り、ヨークルスアゥルロゥン氷河湖を目指す。
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ここでは防寒の完全装備。ちなみに日本はお盆休みの8月中旬。北の果てに来たことを実感。
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ここがヨークルスアゥルロゥン氷河湖。
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氷河の破片が湖にプカプカ浮かんでいる。
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ゾディアックというゴムボートに乗り込み、氷河クルーズの始まり。
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眼前に氷河の崖が迫る。
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プカプカと氷河の破片が浮かんでいる。こういった光景は、パタゴニアのモレノ氷河ウプサラ氷河そっくりだ。
ともに地球の北と南の果て、南北で同じ様な光景が見れるというのが興味深い。
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氷が青く輝く。
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ちなみに、氷は小さく見えても、9倍の大きさの氷が水面下にある。
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氷の間を縫う様に進んでいく。
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氷壁が目の前に見えてきた。
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温暖化の影響で、急速に後退しているらしい。
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日本の真夏に、北の果てに居ることを実感したクルーズだった。

第174回 絶景の宝庫(アイスランド)7:首都レイキャービックとブルーラグーン

最終日に首都レイキャービックに戻ってきた。
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こじんまりとして、カラフルでおしゃれな街。
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ここは首相府、日本で言うところの総理官邸。塀や警備員が居るわけでもなく、何ともオープンな建物だ。
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セグウェイで巡る、市内観光ツアーもある。
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何ともアートな壁。
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レイキャービックのランドマーク、ハットルグリムス教会が見えてきた。
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非常に前衛的な建物だ。
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中ではちょうど、パイプオルガンの演奏が行われていた。オルガン奏者の服装にまたビックリ。本当に自由な国民性が現れている。
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73mの高さがあり、展望台へはエレベーターで登ることができる(有料)。
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レイキャービックの街並みを一望できる。
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街のスーパーの様子を少し。アイスランドは物価が高いことで有名だが、卵10個パックが安い方で569クローネ、日本円で約500円。
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これはパンケーキの素。ペットボトルにパンケーキミックスが入っていて、牛乳を入れて振るだけでできあがり。
ありそうで無い発想に感心した。
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日本では冷蔵物は冷凍庫だが、ここでは冷凍室に置かれている。
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フランクフルトにベーコンが巻かれている。これもあんまり見ないが美味しそう。
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レイキャービックの名物はホットドックらしい。ホットドッックスタンドには行列ができている。確かに美味しかったが、特に。。。
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土産物屋にはバイキングが。
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どこもかしこも、なんかアートしている。
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レイキャービックを後にして、最終目的地のブルーラグーンへ向かう。湯気が見えてきた。
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ブルーラグーンはアイスランドの名所のひとつで、いわゆる大きな露天風呂。
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ブルーラグーンのことは知ってはいたが、恥ずかしながら、天然の温泉と思っていた。実は人工の温泉で、近くにある地熱発電所の排水をを溜めて造った、人工の温泉池なのだ。
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名前の通り、含有物のせいで、青白い温泉だ。
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中はいたって近代的で、ロッカーも電子キー。
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もちろん中は水着着用。温泉プールの様なもの。
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外気が冷たいので、ぬるめのお湯がちょうどいい。泥パックなども楽しめる。
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中にはドリンクバーもあり、お酒も飲める。
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アイスランドの温泉で飲むビールは格別だ。
これで今回のアイスランドシリーズは終了だが、アイスランドにはまだまだ見所がある、冬のオーロラツアーにも挑戦してみたい。

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