大阪 城東区の内科、循環器内科クリニック。循環器疾患、生活習慣病の管理、花粉症などアレルギー疾患、禁煙外来対応。
“ドクトル・イトウの地球の果てまで“ 世界60ヶ国以上を訪れた、院長のちょっと変わった見聞録
翌朝、ヴィークを出て、アイスランド最大の氷河、ヴァトナヨークトル国立公園を目指す。
氷河が見えてきた。
だんだん近づいて来た。この氷河は国土の8%を閉める大きさがあるらしく、見えているのはそのごく一部だ。
ヴァトナヨークトル氷河観光の拠点、スカフタフェットルに到着。ここにはツアー会社のオフィスがあり、ここで準備を整えて、様々な氷河アクティビティーに出発していく。
まずは氷河トレッキング。氷河の麓まで車で移動し、
しばし山道を登り、氷河をめざす。
途中で、アイゼンを靴に装着し、ピッケルを手に持って、氷河トレッキングの始まり。
まさに、氷の上を登っていく。
振り返ると、氷河が溶けてできた湖が綺麗に輝いていた。
美しい光景を眺めて、しばし休憩。
ザクッ、ザクッと音を立てながら登っていく。
約1時間、氷のトレッキングを楽しんで下山。
氷河を後にして、一旦、スカフタフェットルに戻り、ヨークルスアゥルロゥン氷河湖を目指す。
ここでは防寒の完全装備。ちなみに日本はお盆休みの8月中旬。北の果てに来たことを実感。
ここがヨークルスアゥルロゥン氷河湖。
氷河の破片が湖にプカプカ浮かんでいる。
ゾディアックというゴムボートに乗り込み、氷河クルーズの始まり。
眼前に氷河の崖が迫る。
プカプカと氷河の破片が浮かんでいる。こういった光景は、パタゴニアのモレノ氷河、ウプサラ氷河そっくりだ。
ともに地球の北と南の果て、南北で同じ様な光景が見れるというのが興味深い。
氷が青く輝く。
ちなみに、氷は小さく見えても、9倍の大きさの氷が水面下にある。
氷の間を縫う様に進んでいく。
氷壁が目の前に見えてきた。
温暖化の影響で、急速に後退しているらしい。
日本の真夏に、北の果てに居ることを実感したクルーズだった。
最終日に首都レイキャービックに戻ってきた。
こじんまりとして、カラフルでおしゃれな街。
ここは首相府、日本で言うところの総理官邸。塀や警備員が居るわけでもなく、何ともオープンな建物だ。
セグウェイで巡る、市内観光ツアーもある。
何ともアートな壁。
レイキャービックのランドマーク、ハットルグリムス教会が見えてきた。
非常に前衛的な建物だ。
中ではちょうど、パイプオルガンの演奏が行われていた。オルガン奏者の服装にまたビックリ。本当に自由な国民性が現れている。
73mの高さがあり、展望台へはエレベーターで登ることができる(有料)。
レイキャービックの街並みを一望できる。
街のスーパーの様子を少し。アイスランドは物価が高いことで有名だが、卵10個パックが安い方で569クローネ、日本円で約500円。
これはパンケーキの素。ペットボトルにパンケーキミックスが入っていて、牛乳を入れて振るだけでできあがり。
ありそうで無い発想に感心した。
日本では冷蔵物は冷凍庫だが、ここでは冷凍室に置かれている。
フランクフルトにベーコンが巻かれている。これもあんまり見ないが美味しそう。
レイキャービックの名物はホットドックらしい。ホットドッックスタンドには行列ができている。確かに美味しかったが、特に。。。
土産物屋にはバイキングが。
どこもかしこも、なんかアートしている。
レイキャービックを後にして、最終目的地のブルーラグーンへ向かう。湯気が見えてきた。
ブルーラグーンはアイスランドの名所のひとつで、いわゆる大きな露天風呂。
ブルーラグーンのことは知ってはいたが、恥ずかしながら、天然の温泉と思っていた。実は人工の温泉で、近くにある地熱発電所の排水をを溜めて造った、人工の温泉池なのだ。
名前の通り、含有物のせいで、青白い温泉だ。
中はいたって近代的で、ロッカーも電子キー。
もちろん中は水着着用。温泉プールの様なもの。
外気が冷たいので、ぬるめのお湯がちょうどいい。泥パックなども楽しめる。
中にはドリンクバーもあり、お酒も飲める。
アイスランドの温泉で飲むビールは格別だ。
これで今回のアイスランドシリーズは終了だが、アイスランドにはまだまだ見所がある、冬のオーロラツアーにも挑戦してみたい。