院長のコラム

“ドクトル・イトウの地球の果てまで“ 世界60ヶ国以上を訪れた、院長のちょっと変わった見聞録

第159回 アジアの片田舎(ミャンマー)2: 世界三大仏教遺跡 "バガン" その2

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今回、ミャンマーを訪れた目的は、バガンの仏教遺跡を見てみたかったからだ。バガンの遺跡は、アンコールワット(カンボジア)、ボロブドール(インドネシア)と共に世界三大仏教遺跡と呼ばれている。全二者は世界遺産に登録されているが、バガンは登録されていない。もちろん世界遺産レベルの遺跡なのだが、その理由は後々書いていきたい。
高台からバガンを見渡すと、あちこちに大小の仏塔が見られる。
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まずは黄金に輝く、シュエズィーゴン・パヤー から。11世紀に建立されたバガンの代表的な建築物の一つ。現在修復中で下部が覆われているのが残念だが、青空に映える、美しい寺院だ。
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次は、ティーローミンロー寺院、パガン王朝後期の13世紀に建立された荘厳な寺院だ。
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2016年8月の地震で被害を受けており、現在修復作業中であった。
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ミャンマーの仏像は金箔を貼られたものが多く、そのお顔も日本の仏像とは少し異なる。
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ミャンマーの仏様は、頭が大きく、お顔が優しい感じがする。
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右下がいわゆる賽銭箱なのだが、透明で中が見えるのが面白い。
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外壁には細かいレリーフが彫られている。
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次はアーナンダ寺院。ここもバガンを代表する寺院の一つで、美しい寺院だ。
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中には東西南北に、黄金に輝く立位の仏像が安置されている。
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西向きの仏像。
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高さは9.5mもあり、近づいていくと、なかなか迫力がある。離れてみると優しいお顔で、近づいてみるとやや厳しいお顔に見えるらしい。遠くから見る民衆には優しさを、真下から見る国王には厳しさを表しているらしい。
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南向きの仏像。四方の仏像はそれぞれ、お顔や手のポーズが異なる。
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建物の隅に、両方向を跨いで座る獅子像。
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次はスラマニ寺院。
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2016年の地震で、尖塔部分が崩壊してしまっている。
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外壁の所々に、おもしろいレリーフが彫られている。
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黄金で、衣を羽織られた仏像。
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シンプルな仏像。
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髪型に特徴のある仏像。寄付があると黄金になるのだそうだ。
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顔だけ黄金になった仏像。寄付待ちといったところなのか。
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寺院側から参道を。
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レイミャナー寺院の壁画。たくさんのブッダが描かれていて、これはすばらしい。
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馬車でオールドバガン散策する。
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車では入っていけない小道から、遺跡や地元の人たちの生活を垣間見ることができる。
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地元の村を散策。
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屋根が特徴的な民家。
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村の人たち。
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今回のバガンの宿は、Bagan Lodge。
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オールドバガンの遺跡からも近く、高級感のあるリゾート。
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部屋はコテージタイプ。
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部屋も広くて快適。
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バスタブもある。

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