大阪 城東区の内科、循環器内科クリニック。循環器疾患、生活習慣病の管理、花粉症などアレルギー疾患、禁煙外来対応。
“ドクトル・イトウの地球の果てまで“ 世界60ヶ国以上を訪れた、院長のちょっと変わった見聞録
今回初チャレンジするのが、気球の上からサバンナを眺める、「バルーンサファリ」。滞在した「Little Governors' Camp」はこの「バルーンサファリ」の出発場所でもある。
昼間に見ればただの平地。早朝にここから気球が出発する。「Little Governors' Camp」の宿泊者は徒歩数分でここに来れるので、非常に便利。
早朝、まだ真っ暗な中、気球の準備が進められる。客たちはコーヒーを飲みながら、気球が膨らんでいく様子を楽しむ。
轟音を立てながら、バーナーから炎が送り込まれ、気球が膨らんでいく。
夜が明けだした頃、気球のカゴに乗り込み、いよいよ出発。これから約1時間のフライト。ちなみにカゴは8人乗り。
バーナーから炎を吹き込みながら、ゆっくり上がっていく。
宿泊中のテントの上を通過していく。
すぐに、サバンナの荒野の上空に。
徐々に空が明るくなってきた。
日が昇ってきた。
空が刻一刻と表情を変えていく。
しばらくは、朝焼けの空の様子を楽しむ。サバンナの空は本当に素晴らしい。
早朝ゲームドライブの車が出発しだした。
ヌーの川渡りの舞台となる、マラ川。
同乗したスペイン人の娘さんたち。こんな感じで、空とサバンナの様子をぼーっと眺める。
シマウマの群れ。
動物たちの水飲み場。こういったところに動物が集まってくる。
マラ川の上空を進む。
小さく見えてきたのはキリン。
気球がうまく周囲の景色と調和している。
キリンがはっきり見えてきた。
キリンの群れ。
象の群れ。
出発して30分ほどした頃、異変が起きた。パイロットが何か一生懸命、事情を説明している。訳も分からず、行程の半分ほどで、サバンナのど真ん中へ緊急着陸することになった。
緊急着陸とはいっても、着陸自体はいたって平穏で、何もないサバンナの真っ只中に着陸した。
操舵系の部品の不具合で、安全な場所に緊急着陸したらしい。危機感や緊張感はなく、皆、記念撮影を撮っている。それから数十分で迎えの車がやってきて、我々を朝食会場へ運んで行った。
何もない原野に、テーブルがセッティングされてあり、コックが何やら調理している。
この「バルーンサファリ」のもう一つの売りが、サバンナの真っ只中での豪華な朝食。
あったかいコーヒーと焼きたてのパンケーキ。
朝からシャンペンで乾杯。こういった、何にもないところで、あえて贅沢なことを楽しむのがイギリス流ツーリズム。
既存の建物に泊まるのでなく、電気も水道も何も無いところに、豪華なテントを設営し、そこでフルコースの料理を楽しむというのが、一番の贅沢なのだ。
そこで心配なのはトイレだろう。少し離れて、こんなトイレが設営してある。
中はこんな感じで。
ここからサファリカーに乗って、午前のゲームドライブに出かける。この時だけは別のドライバーなのだが、このドライバーもなかなか優秀だった。
奥に見えるのはクロサイだ。8倍の双眼鏡でやっとこれくらいに見えるぐらいで、普通に見ていては全くわからない。
ちなみに、ライオン、ゾウ、バッファロー、レパード(豹)、サイの5種類はビッグ・ファイブと呼ばれ、それを全て見ることを目標とされるが、それは非常に困難なことで、数日の滞在でそれを叶えることはほぼ無理といってもいい。
実際に過去4回のケニア旅行で、同時にビッグファイブを見れたことは一度も無い。特にレパードとサイが最難関なのだ。前回の滞在時にはレパードだけをターゲットに丸一日走り回り、草むらに隠れるレパードをやっと見ることができた。サイの角は漢方薬の原料として高値で取引されるらしく、中国人の密猟のおかげで、その数が激減し、なかなかその姿を見ることができない。その貴重なサイにいきなり出くわした。
確かにサイだ。
なかなか貫禄のある姿だ。数分後すぐにブッシュの中に消えていった。
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今回見ることができた動物達を紹介していく。
クロサイに続いて、ビッグ・ファイブの一つ、バッファロー(水牛)。
ナポレオンの帽子の様な角が特徴だ。
アフリカゾウ。象は朝から晩までずーっと食べ続けるのだそうだ。
象の群れが、こっちへ向かって進んできた。
これぐらいの距離感で、サファリカーの前を通り過ぎて行った。
象の井戸端会議。
子象は群れの真ん中に囲んで、守りながら進んで行く。
朝日を浴びて、綺麗なメスライオン。
やはり貫禄がある。
たてがみが立派なオスライオン。ライオンは比較的遭遇しやすい動物なのだが、メスに比べてオスには出会いにくい。
なかよしライオンペア。
早朝、ブッシュで休むライオンに近づいていく。
オスのツーショットは珍しい。
さすがにここまで近づくと大興奮。車から外に出ない限り、襲ってくることはないそうだ。
ほとんど真横を、何知らぬ顔で歩いていく。
母ライオンと子供達。
母親の周りでじゃれあう子供達。
子ライオンのツーショット。
おんぶや抱っこの様なものなのか、母親に咥えられて、去って行った。
川にぷかぷか浮かぶ物体が。。
カバだ。
風呂に浸かっているかの様に、頭だけ出ている。
のんびりしたキャラクターイメージとは正反対で、カバは気性の荒い動物なのだそうだ。
陸も結構な速さで走ることができる。
川岸にいるのは、ワニだ。
何か咥えているようだ。
よく見ると、口にはシマウマが。。。
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