大阪 城東区の内科、循環器内科クリニック。循環器疾患、生活習慣病の管理、花粉症などアレルギー疾患、禁煙外来対応。
“ドクトル・イトウの地球の果てまで“ 世界60ヶ国以上を訪れた、院長のちょっと変わった見聞録
半年ぶりの更新だ。
10年間の海外生活で、撮りためた写真や旅行ネタはまだまだ山のようにあるのだが、時の流れと共に、旅行記を書くにはさすがに古すぎるネタとなってしまい、開業以来続けていたブログの更新も止まっていた。
今回、なぜかふと、アフリカにまた行ってみたくなった。「アフリカの水を飲んだものはアフリカに帰る」という言い伝えがあるが、
スーダンの水を2年間飲んだ者として、自分もそうなのであろうか?実際には、マサイマラのあの綺麗な空を見たくなったと言えばかっこよすぎるが、今まで見ることのできなかった、「ヌーの川渡り」を是非見てみたいと思ったからだ。
「ヌーの川渡り」はマサイマラのマラ川を舞台に、毎年7月から9月にかけて繰り広げられる。ちょうど盆休みの時期が見頃の時期というわけだ。
では、2016年8月現在の行程から始めてみたい。
自分がスーダンに赴任した2000年当時は、アフリカへのフライトはヨーロッパの主要都市経由が主流であったが、今はサービスのいい中東の航空会社が乗り入れるようになり、いわゆる南回りがフライト時間も短く便利になった。
今回利用したのはエミレーツ航空、今年の顧客満足度ランキング1位のエアラインだ。何より深夜に関空発なので、仕事を終えてからその日のうちに出発できるのがありがたい。ドバイで5時間半の乗り継ぎで、翌日午後2時半にはナイロビ着だ。
ドバイの空港は免税店などが充実しており、おまけに4時間以上の乗り継ぎには食事券まで配られるといった具合で、サービス満点。関空からドバイが10時間、ドバイからナイロビが5時間のフライトで、乗り継ぎを含めると20時間の行程だが、自分にとってはニューヨークへの直行便よりはずっと楽だった。
6日間の休みが取れると、仕事を終えてから関空に行き、ナイロビで1泊し、マサイマラで3泊のサファリツアーが満喫できる。ヨーロッパ経由では考えられない行程だ。
自分にとっては10年ぶり、4度目のケニアだ。ナイロビのジョモ・ケニヤッタ空港に到着、空港の道路脇には、ヌーや象がいたりと、サファリムード満点でおもしろい。帰路には見向きもしなくなるが、到着時にはこれで結構気分が盛り上がって、写真を撮ったりしてしまう。
ナイロビの街の雰囲気は10年前とあまり変わっていないようだが、むしろ少し整然としているような気がする。以前はミニバスからはみ出るように人が乗っていた印象があるが。。。少し治安もよくなっているようだ。
こんなペリカンのような鳥が中央分離帯にいたりする。
木の上にはもっといっぱいいたりして、さすがにここはアフリカだ。
これは何?といった感じだが、これはホテル入り口のセキュリティー・ゲートだ。銃を持ったガードマンにここでセキュリティー・チェックを受け、許可されたら、この金属製の筒が下がっていって、車が通れるようになっている。日本では考えられないレベルのチェックだ。
セキュリティーが厳しい代わりに、その中は非常に安全で、ゴージャスな世界が待っている。
豪華なエントランスロビーの奥には、綺麗な庭園が広がっている。
ここはHEMINGWAYS NAIROBI、トリップアドバイザーの「ナイロビで泊まりたいホテル」No.1のホテル。雰囲気もサービスも素晴らしいホテルだった。
客室もこれまたすごい。リモコンを押すと、宝箱からテレビがせり上がってくる。これには驚き。
バスルームもこんな感じ。
部屋のバルコニーからは広い庭を見下ろす。
ライトアップされたホテルも綺麗だった。束の間のナイロビの夜を過ごし、明日はマサイマラへ出発だ。
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