大阪 城東区の内科、循環器内科クリニック。循環器疾患、生活習慣病の管理、花粉症などアレルギー疾患、禁煙外来対応。
“ドクトル・イトウの地球の果てまで“ 世界60ヶ国以上を訪れた、院長のちょっと変わった見聞録
今回は、ワラスからのもう一つの観光スポット、世界文化遺産にも登録されている、チャビン・デ・ワンタル遺跡へ向かう。この遺跡は、標高3200mにある神殿遺跡で、紀元前1500年から300年頃に栄えた古代アンデス文明のチャビン文化の遺跡だ。
遺跡に向かう途中で立ち寄った、ケロコチャ湖(Lag. Querococha)、なんと標高3980mと富士山よりも高い。
標高4000mから望む山々は、もちろん5000〜6000mクラスの山々。湖の水は澄んでいて、幻想的な雰囲気だ。
おんぼろバスに揺られて、チャビンの村に到着した。
アンデスの田舎そのものという素朴な風景。
これは、村の薬屋さん。どこにでもある、よろずやといった感じだ。
遺跡にはいると、博物館のようになっており、数々の出土品が展示されてあり、これが結構興味深い。これは動物を模ったレリーフ。
これは「カベッサ・クラバ」、直訳すると「頭の釘」。この遺跡の代表的な出土品だ。
これは遺跡のミニチュアモデル。左上の壁を見てみると。
この「カベッサ・クラバ」が壁に突き刺してある。
実際にはこんな感じだ。
ここは遺跡の広場。
このあたりは何か生活感を感じる。
このチャビン・デ・ワンタル遺跡は地下回廊があることで有名で、地下に「ランソン」と呼ばれる巨大な石塔の主神体がある(高さ約4.5m)。このあたりから地下に入っていく。
こんな感じで地下に回廊が張り巡らされている。1996年の在ペルー日本国大使公邸がテロリストに占拠された事件で、当時のフジモリ大統領が、地下道を掘って武力突入した作戦名を「チャビンデワンタル作戦」としたことでも有名だ。
この向こうに「ランソン」がある。
遺跡周辺の風景。のんびりとロバが橋を渡っている。
橋の袂では、村のお母さん達が、洗濯をしていた。
次回からはがらりと変わって、ペルーのアマゾン・ジャングルを紹介する。
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ペルーというと「高地」というイメージが強いが、実際には3つの気候帯がある。首都のリマがある海岸部は砂漠地帯、アンデスの高山地帯、そしてアマゾンの熱帯雨林と、一つの国土に様々な気候帯が存在する。
今回は、アマゾンの熱帯雨林ジャングルを紹介する。アマゾン川は世界最大の流域面積を持つ川で、多くの支流があり、北はコロンビア、エクアドルからペルー、ボリビア、ブラジルを流れる。
飛行機の窓から、雪を被ったアンデスの山々を眺めていたら。
景色が一転して、眼下に緑のジャングルが広がってきた。
蛇行しながら流れているのが、アマゾン川だ。
流れは緩やかで、独特の色をしている。
アマゾン・エコツアーの玄関口、プエルト・マルドナードに到着した。高山地帯にあるインカ帝国の都クスコから、空路30分程度で、熱帯雨林ジャングルに来てしまう。何とも不思議な感覚だ。
車にエアコンなど求めてはいけないこの地域では、風を切って走る、このモトタクシーが住民の足だ、
HONDAのマークが何とも怪しい。
ファンキーにペイントされたボンネットバスも、現役で活躍している。
村の桟橋から、小型ボートに乗って、ジャングルの中にあるロッジへ向かう。
ボートから眺める空の景色が、高地とは全く違う。乾いた青ではなく、夏の青だ。
今回宿泊したフランス人が経営しているロッジ「Lodge Corto Maltes Amazonia」。寝室には蚊帳が張られている。
室内はなかなか快適だ。
部屋のバルコニーにあるハンモックで昼寝。
何気にオウムがやって来る。
シロムネオオハシにも気軽に出会える。
ロッジ内にいるシロムネオオハシは人懐っこい。
もちろんタランチュラもいる。
そうこうしているうちに日が暮れてきた。
アマゾンの夕暮れはすごく絵になる。
夜中のボートサファリ。きらりと光った眼は小型ワニのカイマンだ。
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アマゾン・エコツアーの2日目。早朝から歩いてジャングルの中に入っていく。
エコーツアーには、必ず専属のガイドがついて、ジャングルの動植物の生態系について解説をしてくれる。
今回は乾期に訪れた。雨期は緑が鮮やかでより美しいが、地面がぬかるんで大変らしい。
朝の目的は、インコの見物。もの凄い数のインコが土の壁に集まり、土をかじっている。
土に含まれている塩分を摂るためで、土のミネラルはジャングルの貴重な塩分源なのだ。一斉に飛び立っては集まりを繰り返し、中々のエンターテインメントだ。
ロッジに戻って、今度は船でアマゾンを進み、ジャングルに入っていく。
鳥や獣の鳴き声があちこちから聞こえる中、船は静かに奥に入っていく。
あまり見たことのない果実を発見。
これはスターフルーツだ。輪切りにすると星の形をしている。
このジャングルには、色んな種類の猿が生息している。
アマゾンの支流を進んでいく。
途中、何やら作業をしている人達を発見。近づいてみると。
これは川の泥から砂金を採る作業らしい。
泥をくみ上げて、ビニールシートでふるいにかけるといった、きわめて原始的な方法で砂金を集めている。
砂金集めはこの地域の大事な産業なのだ。
漁をしている人を発見。
網には大きな魚がかかっていた。見せてもらったお礼にガイドさんが、手巻きたばこを1本プレゼントしていた。
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