院長のコラム

“ドクトル・イトウの地球の果てまで“ 世界60ヶ国以上を訪れた、院長のちょっと変わった見聞録

第66回 クスコとマチュピチュ2(ペルー):インカの都クスコ2

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朝のアルマス広場。朝日に輝いて美しい。
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民族衣装を着たインディオのおばちゃん達もひと休みで井戸端会議。
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クスコの街並みでよく目にするのがこの「インカの石組み」。何でもないようにも見えるのだが、これがインカ帝国の技術力、科学力の結集されたもの。
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インカの石組みは、「カミソリの刃1枚も通さない」と評されるほど、本当に精密で、こんな小さい石まで、きっちりとはめ込まれている。相当高度な石切の技術があったのだろうと想像されるのだが、なんと、インカ帝国には「鉄」というものがなかった。それが、銃や剣をもったたった200名のスペイン人に、いとも簡単に征服されてしまった原因とも考えられるのだが、鉄器なしで、どうやってここまで精巧に石を切ったのか。本当に謎だらけだ。
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その代表作がこのクスコ名物「12角の石」。知らなければ、通り過ぎてしまうような光景なのだが。
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手前から三番目の大きな石。確かに12角に切り出されている。鉄が無かったと知ると、本当にどうやって加工したんだろうと考えてしまう。
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ライトアップされたアルマス広場。
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何とも雰囲気があって美しい。
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教会もきれいにライトアップされる。
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坂の路地もいい雰囲気になる。
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夜の「12角の石」。
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高山病の予防について、「第55回 南米の高地へ:高山病とその予防について」で、高地では下痢は厳禁と書いた。つまり高地では「食の冒険」は御法度。マチュピチュ観光を無事に終わらせたいのであれば、食事と飲み物には十分に注意が必要だ。ただ、この露店のアンティクーチョ(牛の心臓の串焼き)は本当に美味そうだった。日本で言うところの「ハツ」が、大きめに切られ、照り焼きになっている。もちろん、この料理は、リマのちゃんとしたペルー料理のレストランでも味わえる。でもこういった屋台の雰囲気で食べるのがおつというものなのだが。。。食べる勇気は無かった。

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